2021-06-02 第204回国会 参議院 憲法審査会 第4号
国会議員の選挙というのは、やっぱり国政に関する重要な政策対立とかというものがある中で、各党がそれぞれの政策を打ち出されて、それに対して支持を得られて、それで当選してこられるわけですよね。ですから、そういう意味からすると、国政に関する政治的な判断ということの中で国会議員は選出されてくるんだろうというふうに思います。
国会議員の選挙というのは、やっぱり国政に関する重要な政策対立とかというものがある中で、各党がそれぞれの政策を打ち出されて、それに対して支持を得られて、それで当選してこられるわけですよね。ですから、そういう意味からすると、国政に関する政治的な判断ということの中で国会議員は選出されてくるんだろうというふうに思います。
政策対立があったんだと思いますね、農林省の中で。それは後で検証しましょう。 ですから、余りにも農政というのに政治が絡んでいる。そして、戸別なんぞというのは前から書いてあったというけれども、それは小沢さんが書かせたものです。それを政務三役が、はいと、後生大事にいただいてやってきて、そして、戸別の部分については何もわけがわからないまま、いや、戸別農家の口座に直接払い込むことですと。
例えば麻生総理大臣が実現した際に、今の国際情勢の中で起こっております、単独行動主義とか、アメリカと国連との政策対立とか、あるいはイラクの特別措置法の非戦闘地域とか、こういった問題について、私は、麻生総理大臣として検証されると非常に意味があるんではないかと思いますが、いかがでしょうか。
ところが、それ以外の国、主に念頭にありますのはヨーロッパの大陸諸国になりますけれども、そういった国々では政策対立の軸がなかなか一元化しないんですね。宗教ですとか、もちろん社会政策の問題もそうですし、言語上の問題もありまして、多様な対立軸があって、それを二大政党という形で集約していくことがなかなか難しいという問題もあります。
中央レベルの政策では、日米安保堅持対非武装中立というような対立がございまして、これは私は、余り政策対立という言葉になじまないというふうに考えるわけであります。
しかも、連立政権与党八党派は、国の基本政策はこれを継承するとし、自民党との間に基本的な政策対立はなくなりました。新生党と自民党の政策の違いを探すのが極めて難しい状態であります。これでどうして政党中心の、政策論争中心の選挙になるというのですか。あの奄美のようにすさまじい金権選挙が横行することは火を見るよりも明らかではありませんか。
それにかわって、最近よく言われますが、生産者サイドか需要者サイドか、中央か地方か大きな政府か小さな政府が、さまざまな政策対立軸があるわけです。それに加えて、環境とか人権問題等で新しい対立の軸が生まれているわけです。このように多様な対立軸が生まれているわけですから、政党はどうしても多党制、マルチパーティー・システムにならざるを得ないのではないかというふうに考えます。
そうしますと、中国の側にも国内的にも二つの政策対立があるという問題と同時に、対外的にもソ連に向ける顔と日本に向ける顔とがあるわけです。ところが、日本側は中国が日本に向ける顔とだけしか会っていない。日本に対して言う言葉しか聞いてこない。
これは、今日の政党時代、政策対立時代でもまた否定することはできないと考えます。だから、昔は人の争い、今は政党政策の争いなぞと、さように簡単に片づけることはできないと思います。いわんや、こんな説明でもって、前の小選挙区制と今度の小選挙区制との間には全然意味の異なるものがあると言うことは、全く恨拠なきこれは独断であると考えますが、いかがでございましょう。